不登校が過去最多に
最近、ニュースにもなっているので、知っている人も多いと思いますが深刻な問題として、不登校の子どもたちの数が急増しています。
2021年度には、不登校の児童生徒の数が前年度比で2割以上も増え、約24万4940人に上るという記録が更新されました。
さらに深刻なことに、不登校の小中学生の数は10年連続で増加の一途をたどっており、2023年の現在その数は約29万9000人にも上っています。
この増加率から見ると、前年度に比べて約25%、実に4万9000人近くもの子供たちが学校に通っていないのです。
では、一体なぜこんなにも不登校の子どもたちが増加しているのでしょうか?
その背景には、新型コロナウイルスの影響、学校でのいじめ、家庭環境の問題、学校への不安や恐怖、そして学習障害など、多岐にわたる要因が存在します。
これらの問題は、一人一人の子供にとっては深刻な戦いであり、決まった正解が無く、その子に合った対応が求められる事態となっています。
文部科学省の対応とは
この深刻な問題を解決するために、文部科学省は「不登校・いじめ緊急対策パッケージ」を発表して2023年10月17日からこの問題に真剣に取り組み始めました。
これは、子どもたちが安全で心地よい教育環境に戻れるよう、関係各所が協力し合い、様々な対策を講じるというものです。
不登校問題は、子どもたちだけでなく、社会全体にとっての問題です。
学校、家庭、地域社会、政府が一丸となって、子どもたちが安心して学校生活を送れる環境作りがこれ以上なく重要となっています。
今後、この問題に対する持続可能な解決策を見つけ、教育の質の向上、心のケア、家庭と学校の連携強化など、多角的なアプローチで取り組む必要があるのです。
不登校の子どもたちがこれ以上増加しないよう、また一人でも多くの子どもが学校に復帰できるよう、社会全体でこの問題に真剣に向き合い、解決の道を探していく必要があります。
僕の意見は…
これは個人的な意見ですが、まずは学校が「いじめがあった場合に、すぐに認定、対処していく」これが第一と思います。
僕の子どもにトラブルがあった時もそうですし、ニュースを観ていても感じることですが、校長や担任は面倒事を避けたいのでしょうが、全然いじめを認めません。
すぐにいじめの事実を認め、学校と保護者で連携をし早めの対処をすることで、トラブルを早期解決に導くことができます。
しかし、学校側が認めないと子どものトラブルは悪化、保護者と学校の連携も取れずに言い合いとなり、悪い方へ進んで行くばかりです。
「不登校・いじめ緊急対策パッケージ」いまさらこんなもの...と思ってしまいますが、少しでも良い方向へ進むことを願うばかりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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