今回は、僕の子どもが不登校になった経験を通じて、不登校に悩む親御さんに向けてアドバイスをしたいと思います。
違った視点からこの問題を捉えてみませんか?「不登校になってしまった」という考え方ではなく、「不登校になることができる」という意味を見つめ直してみましょう。
この新たな視点から、少なくとも3つの良い側面が見えてきます。
1・助けを求める勇気と信頼の醸成
最初に挙げる良い点は、子どもが周囲に助けを求めることができるようになる可能性です。
不登校を選ぶことで、子どもは「助けてほしい」という気持ちを言葉にできるようになるかもしれません。
これは非常に意義深いことです。なぜなら、助けを求めるには相手への信頼が必要だからです。
2・自分を守る力としての不登校
次に考えてみるべきなのは、不登校が子どもたちの自己保護となる可能性です。
不登校によって、過度なストレスやプレッシャーから逃れ、自分の心を守ることができる場合があります。
この視点から見れば、不登校はその子の苦しみを緩和し、彼らを守る手段ともいえるのです。
3・専門的なサポートへの道を開く
最後に、不登校を通じて専門的なサポートを受けるチャンスが広がる点について考えてみましょう。
子どもの心の健康や幸福に問題がある場合、医療機関やカウンセリングを受ける必要があることもあります。
しかし、見た目では元気に見える子どもでも、内面には葛藤や困難を抱えていることがあります。
不登校はそのようなサポートが必要なサインであり、子どもたちが適切な援助を受けられる機会を得る手助けとなるのです。
さいごに
お母さんやお父さん、私たち親としては、不登校は問題として捉える傾向があります。
しかし、学校で苦痛を受けているにもかかわらず、もし親を信頼していないために相談や不登校という手段を取らなかったら最悪の場合どうなるかは想像できますよね。
不登校という手段は自分を守るためでもあり、親や周りの人に対してのSOSと受けとめてあげてください。
結論として、不登校になることは子供たちにとって、成長や自己保護の一環として意味のある選択肢です。
親としては、柔軟な心で受け止め、子供たちと向き合うことが大切です。
不登校になることができるという視点を持つことで、子どもたちの行動や感情に寄り添うことができるよう願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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