小学校のPTA会長を務めるのは、通常は父親が担当することが多いですが、母親が務める場合には、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
ここでは、母親がPTA会長を務めることで生じるメリットとデメリットについて、詳しく解説していきます。
メリット1:家庭や子育てに配慮し、ムダな活動を削減するために
お母さんがPTA会長を務めることで、ムダな会議や活動が減り、効率的なPTA運営が可能になると考えられます。
しかし、お父さんがPTA会長を務めると、普段はPTA活動に消極的な参加でも会長など役職になるとお父さんが出てくる傾向があるので、会長という肩書の経歴や名声が欲しいためムダな活動や会議が増えてしまいます。
一方で、家事や育児を中心に行っているお母さんには、ムダな会議に時間を割く余裕はありません。
そのため、お母さんがPTA会長を務めることで必要な活動に絞って行われる可能性が高く、効率的なPTA運営が期待できます。
メリット2:会議の雰囲気がやわらかくなる
女性は、一般的に会議の雰囲気がやわらかくなる傾向があり、参加者全員が自由に発言できる環境が整いやすくなります。
これにより、PTA会議での話し合いが円滑に進み、より良い提言がなされることが期待できます。
メリット3:男女平等の意識が高まる
女性がPTA会長を務めることで、男女平等の意識が高まり、女性の社会進出や男性の育児参加が促進されることが期待できます。
家庭内や社会において、男女平等が実現されることにつながるという点は、大きなメリットといえます。
デメリット1:父親の参加が減る
母親がPTA会長を務めると、父親たちがPTA活動に参加する機会が減る可能性があります。
これにより、父親たちが子どもたちの学校生活に積極的に関わる機会が減少する恐れがあります。
デメリット2:家庭との両立が難しい
PTA会長は、会議や行事などのために多くの時間を費やす必要があります。
母親がPTA会長を務める場合、家庭との両立が難しくなる可能性があるので、子どもたちや家族との時間が確保しづらくなることがあります。
ですからPTA会長になる前に、家族と話し合い、協力体制を整えておくことが大切です。
デメリット3:男性参加者の受け入れが難しい
男性参加者が少ないPTAにおいて、母親がPTA会長を務めると、男性参加者がPTA活動に対して興味を持たなくなる可能性があります。
また、男性参加者が女性中心の活動に違和感を覚え、参加しにくくなることがあります。
さいごに
以上が、母親がPTA会長を務める場合に生じるメリットとデメリットについての解説です。
母親がPTA会長を務めることで、無駄な会議が減る、会議の雰囲気がやわらかくなる、男女平等の意識が高まるといったメリットがありますが、父親の参加が減る、家庭との両立が難しい、男性参加者の受け入れが難しいといったデメリットもあることが考えられます。
PTA会長に就任する際には、家族や参加者の意見を尊重し、共通の目的を持って協力して活動することが大切です。
今回は【小学校PTA会長】母親が務める場合のメリットとデメリットを解説!を書きました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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