【体験談】子どもが不登校になった時、親としてしたこと

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子育て

 

小学校1年生の時に2か月間と、3年生の中ごろから4年生の初めころの7か月ほどの2回学校へ行くのを嫌がり、その時に親としてしたことを書いていくので、参考にしてください。

子どもが不登校になると負い目を感じて、周りに相談もできず手探り状態だったので、今思うと子どもにもっとしてあげられることがあったのではないかと思う。

それでも、この記事で今悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。

 

親としてしてきてこと

 

子どもの現状を把握する

 

僕の子どもの時は朝になると学校の準備はするが、家を出る時間が近づくと「おなかが痛い」「頭が痛い」が始まりでした。

最初は体調が悪いだけかと思っていたが、普段は元気なのに学校に行く時間になると悪くなるので「何かがおかしい」と思い始める。

うちの場合聞いても言わず、先生から「様子はどうですか?」と連絡が来るので「学校で何かありませんでしたか?」と聞くが先生は何も把握していない。

何日かすると親には言わなかったが姉には少しずつ話すようになり、容姿のことなどで悪口を言われ、嫌がらせをさせられたとのこと。

 

担任の先生との話し合い

 

家での様子、休むことになった原因、勉強など現在の状態とこれからを話し合い、家庭と学校での対応の仕方を親と先生で考えていく。

 

校長先生、学年主任、担任との話し合い

 

担任の先生では進歩がないので、学校に連絡して校長、教頭、学年主任、担任と話す。

そこでの話し合いで、学校に復帰した時また嫌がらせを受けないように、相手の保護者に連絡をして家庭で注意をしてもらいたいことを伝える。

学校でも指導をお願いしたら校長から「この件は学校に任せていただけますか」とのことで話し合いは終了。

 

小児精神科医を受信する

 

調べてみると、最近は子どものメンタルケアの必要性が増えていて、小児精神科も増えているとのこと。

学校だけでは進展が無かったので、何かのきっかけになればと思い、小児精神科を受診。

診察をしてもらい、コレといった進展はなかったが、フリースクールの話を聞くことができたので役所経由で紹介してもらうことに。

 

市役所で相談して地域のフリースクールを紹介してもらう

 

役所に行き、子供の現状を職員に伝えてフリースクールを紹介してもらう。

フリースクールの内容や環境等を簡単に説明してもらい、フリースクールに伺う日時を決めていく。

 

フリースクールの先生に自宅へ来てもらう

 

子供を連れてフリースクールに伺い、職員の人から内容や環境のことを、施設を案内してもらいながら聞く。

それで子供が通えそうならば、お試しということで通わせれば良い。

うちの子はフリースクールに通うことができず、そのことをフリースクールの職員さんに伝えたところ、担当の先生が1〜2週間に一度といった形で様子を見に来てくれることになった。

来てくれることになった職員さんは、小学校の先生を定年退職された方で、家に来た時に勉強を見てくれたり、遊んだりと子供の相手をしてくれた。

 

学校の送り迎え

 

しばらくすると自分の教室には行けないものの、保健室や空き教室などで時々過ごせるようになってきた。

でも登校は学校が始まる時間帯には行けず、子供たちが登校が終わり、授業が始まって誰もいない時間帯になったら登校し、下校時など子供たちがたくさん出てくる前に帰宅するという通学方法じゃないと通えず、自分ひとりで行くのが怖かったため、当然送り迎えが必要になる。

通学に付き添うため、仕事も遅刻や中抜け、早退といったその日の子どもの調子に合わせて都合をつけることになる。

 

家で過ごす場合の食事の準備が必要

 

保健室や教室などで過ごす場合は、先生に給食を運んできてもらい食べるので準備は必要ないが、学校に行けず家で過ごす場合には、お昼ご飯の準備が必要になる。

 

保健室や空き教室で過ごす

 

うちの子の場合は、学校には行きたい。でも教室が怖いという状態だったので、調子が良い時には学校へ行き、自分の教室には入れないものの、保健室や空き教室で過ごしていた。

空き教室で過ごしていると、授業がない先生が様子を見に来てくれたり、勉強を教えてくれてくれたのでとても助かった。

家で過ごしていると、どんどん勉強が遅れていく心配が本人もあったようだし、親としても心配していたので、自分の教室ではないが学校に行ってくれた事は本当に嬉しかった。

 

支えてくれた良かったもの

 

ねこ

 

兄弟は学校、親だって仕事がある。

仕事もなるべく調節をして一緒にいる時間を作るようにするが、毎日そうするわけにはいかない。

家にひとりで居させることがかわいそうで申し訳なくなる。でも猫を飼っていたことがとても支えになったのは間違いない。

なにか動くものがいる。それだけでひとりじゃないと感じるらしい。本当に助けられたと、猫に感謝しかないと今でも思う。

猫を家で飼うことができない環境の人もいるはず。その場合はハムスターなどの小動物を検討してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

 

苦しんでいる子どもが1番つらいのはもちろんだが、親もつらかった。本当につらかった。

学校には行きたい。でも怖い。外で近所の子が遊ぶ声がするだけで外に出たくない。その姿を見ていると、うちの子が何したんだ。悪いのは傷つけることを言ったり嫌がらせをしたヤツだろ。

そんなことを毎日思いながら過ごしていた。

教室に戻るには当たりの担任の先生を引き当てるしかない。

これがうちの場合の答えです。

 

今回はうちの場合の話でしたが、先生には当たりとハズレがあると痛感しました。

紹介したことが皆さんに当てはまらないかもしれませんが、参考になれば嬉しいです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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