最近話題の【PTA代行】をご存じでしょうか。
PTA役員に選出されたものの
「家庭や仕事などの都合でPTA役員の仕事が満足にできなくて、他の役員さんに迷惑をかけるかもしれない」
そんな声を代わりに、代行業者の人が行ってくれるサービスの商品です。
参加は任意の団体であるPTA(半強制だと思いますが)が各家庭にも都合があるはずなのに、参加できない人が悪者になりがちだから【PTA代行】というサービス商品ができたんだと思います。
今回の記事では【PTA代行の内容】と僕が考える【PTA代行は必要ないんじゃないか】の理由を説明します。
PTA代行のサービス内容とは
PTA代行には次の内容があります。
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広報誌のデザイン・印刷
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PTAのwebサイト開設
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行事の受付・事務作業
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イベントの企画・運営 など…
今回は【近畿日本ツーリスト】のPTA代行サービスから抜粋しました。
内容に興味がある人は、下のリンクからチェックしてみてください。
業者に頼むくらいならPTA活動なんて減らせばいい
PTA代行に仕事を頼むということは、事情があって活動に参加できないということだと思います。昭和の時代のように専業主婦が多く、日中でもなんとか時間の都合がつけやすい頃と違い、夫婦が働く共働きが多いので、昔に決めたやり方が今は合っていないと感じています。
僕個人的には各活動はボランティアで参加を募り、会長や副会長など三役だけはきちんと決めるくらいでいいのではないかと思っています。
無理に役員を決めるより、行事ごとにボランティアを募れば、自発的に参加してくれるのでモチベーションが高く、運営側も役割分担をお願いしやすいです。
僕は22年度、小学校の副会長なのでこの方法を提案したのですが、残念ながら却下されてしまいました。
しかし、ずっと「活動内容が今の時代と合っていない」と不満は皆さん感じていたようなので、活動内容の縮小と人数削減が実現しました。
「なんかあったときに困るのではないか」これが提案を却下された理由の一番でした。
何かあった時のことを考えていたら何もできないじゃん。「例年通り」が安心するみたいだな。と思いながら、それでも役員数の削減ができたのは良かったと感じています。
PTA活動に参加が難しいなら、活動内容を見直せばいい。
業者にお金を払ってやってもらうのは何か違うんじゃないか。
と僕は思います。
ただ、代行内容にイベントの動画配信もあるようなので、運動会や合唱コンクールなどがあった際に動画配信してもらうことで、都合がつかず応援にいけなくてもスマホなどで子どもを見れるのは良いと思います。
でも配信するならPTAがやらず、学校側がするべきだとは思います。
まとめ
当然、代行業者さんもボランティアではないので、お金がかかります。
その分広報誌やwebサイトなどはクオリティが高そうですが。
まずは活動を見直して、参加しやすい状態にするのが先決ではないでしょうか。その後、〇〇周年のような時などクオリティを上げたい時に利用する形がいいと思います。
PTAは任意の活動なので、まずは自分の子どもが第一。ご自身や家庭の都合の後に無理なく参加するのが大事です。
他にも色々とPTAに関して書いている記事があるので、読んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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