中学までは住んでいる場所によって、学校が決まっている場合が多いと思います。
しかし高校からは違います。自分の意思で通う学校を選べます。
ですから幼稚園や小学生の「お受験」と呼ばれることをしていない多くの子供たちが、人生で初めての大きな岐路に立つわけです。
そこで学校を選ぶ時のポイントや、普段の生活で親御さんが子供に対して気をつけるポイント3つを挙げますので参考にしてください。
高校を実際に見に行く
志望校を選ぶ際、参考にするのが学校のホームページやパンフレットなどの資料かと思います。
しかし、そのような情報は学校の良い部分だけを見せ、イメージが悪くなるようなマイナスの部分は見せないです。
ですから良い面、悪い面を知るために、学校見学会は行くべきです。
ただ、コロナウイルスの関係で学校見学会を開催しない学校もあります。
その場合は親御さんに連れて行ってもらい、必ず子供自身の目で学校を確認させましょう。
入学してから「こんなに設備が古い」「なんかボロボロ」「治安悪そう」と言っても遅いです。
ぜひ学校は実際に見てください。
通学をイメージして実際に行かせる
入学が決まり通学手段が【実家から通う】【一人暮らしをする】【寮に入る】のどれかだと思います。
徒歩や自転車、バスに電車と様々な通学手段がありますが天気の良い日ばかりではありません。
雨や風、雪など様々な環境で、3年間毎日行き帰りをしなければなりません。
短い距離ならいいですが、長い時間通う場合や、乗り継ぎなどもあれば学校生活以外でも大変な負担になります。
これは想像では大丈夫と思っていても、実際に体験すると違うものです。
入学してから「通うの大変すぎる」と言っても遅いです。
ぜひ、志望校を考える要素の一つに「実際に通学してみる」ということもさせてみてください。
余程のことがない限り口を出さない
中学生にもなれば、勉強をやらなければいけない事や、楽しみを我慢するべき時期などを理解し、学校でも先生から言われたり、クラスの雰囲気からも受験を控えていることを分かっているはずです。
初めて自分で考え、自分で決める人生の大きな分岐点でストレスが溜まる時期に、家は心が休まる大事な場所でなくてはいけません。
それなのに家でも「勉強は?」「受験控えているのに大丈夫なの?」と言われていたら余計に勉強から離れたくなるかもしれません。
スマホをいじっていたとしても、勉強を頑張った後の休憩中かもしれないし、YouTubeなど動画で勉強しているかもしれない。
それなのに口うるさく言われたら、思春期の時期ですので親に反発したり、反抗したくなるでしょう。
頑張らなければいけない時期というのは、中学生にもなれば理解しているはずです。
ただ、やっぱり目に余るほどの場合は一声かけなければならないです。
どの程度が目に余るほどの行動かは、それぞれの子供によって違うので、それを理解しているのが親御さんです。
基本は見守る。でも目に余る場合は一声かける。
これが大事です。
まとめ
高校受験は大きな分岐点です。
ホームページやパンフレットだけでなく、実際に学校を見ることで高校生活をイメージして、受験に対するモチベーションが上がりますし、通学を体験する事で毎日通えるかどうかの指標となります。
家では普段の生活を送る事で、学校でのストレスから解放や安心感を得られ、受験当日に最高の体調で迎えられるように支えてあげましょう。
受験を控えた皆さんが実力を発揮でき、良い結果になることを願います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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