イジメ防止に【あだ名】を禁止するメリット・デメリットとは。

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子育て

 

あだ名」がイジメの原因となるのを防ぐため、「あだ名」を禁止する校則を実施し、同級生を「さん」付けで呼ぶ学校が増えています。

 

この事にもちろん賛否、様々な意見があるようですが、あだ名のメリットとデメリットをあげて「あだ名」について考えます。

 

自分のお子さんが嫌な気持ちになっていないか、お子さんの通われている学校について、考えてもらうきっかけになればと思います。

 

あだ名のメリットとは

 

まず、結論として、あだ名=悪ではない。

 

ただ言われた側が不快な気持ちになるのであれば[悪]です。

 

あだ名は子供の頃に友達同士が、距離を縮める手段のひとつだと思います。

 

名前を少し変化させてあだ名にして呼んだり、周りより飛び出た才能、

例えば自分が子供の頃にいたあだ名の子供は、勉強ができたり物知りだったので【博士】。

 

絵がすごく上手だったので【画伯】。など

 

呼ぶ側が尊敬の念を込めてつけた「あだ名」で、呼ばれる側が不快にならない「あだ名」は良いと思います。

 

あだ名のデメリットとは

身体的な特徴を狙い、「デブ」「くせ毛」「メガネ」など、特に小学生のように良し悪しを頭で考えず、思いついたまま特徴を言い、言われた本人がどう感じたかなんて考えずに、言ったことで周りがウケたりしてそれが定着してしまうといったことがある。

 

呼ぶ側が馬鹿にする言い方、例えば勉強の成績が良いことは素晴らしいことなのに、皮肉を込めて、【ガリ勉】。

【博士】と【ガリ勉】では似たような、勉強ができるという様な意味でも、【博士】では知識があるように感じ取ることができ、【ガリ勉】では見下すような言い方で、そのあだ名を言われた側が不快に思うのであれば、それはいじめにつながる可能性があり、悪だと思います。

 

もちろん呼ぶ側が尊敬の念を込めて【博士】と呼んでも、呼ばれた側が不快に思うのであれば、使ってはいけません。

 

「あだ名」がイジメにつながるとか、イジメにつながらず距離が縮まったように感じることは、子供たちの周りにいる大人次第で、イジメになる前に防ぐ事は可能だと思います。

 

特に同級生が「あだ名」で呼び合うことの多い場所の近くいる先生次第で、「あだ名=悪」なんていうものは防げると思います。

もちろん先生に任せきりではなく、家でも日々の親子のコミュニケーションで、あだ名やイジメについて教えてあげることで子供が成長しますから、教えてあげてください。

 

自分がその「あだ名」で呼ばれて嫌な気分になるなら使わない。

など【自分がされたら嫌なことは他の人も嫌と感じるのではないか?】人として基本的な事を、学校でも家でも説明して理解させるべきです。

 

あだ名ではなく「○○さん」で呼ぶ

 

学校では「○○くん」「○○ちゃん」ではなく「○○さん」で呼ぶように指導されています。

名前を『さん』付けで呼ぶ事が悪いとは思いませんが、あだ名を禁止にするのはどうかと思います。

 

「あだ名」もダメ、最近では「運動会でも順位を付けない学校がある」など、まるで同じ人間を育てて、飛び出た才能や苦手がある子供はおかしいって感じがして違和感を感じます。

 

十人十色で得意、不得意があって当たり前、もっと子供の頃から良い部分は認めて、伸ばしてあげて欲しいです。

 

「あだ名」や「順位付けをしない」は、まるで先生がトラブルになって対応するのが面倒くさいから、そうなるまえに上から押さえつけてしまえ。としているように自分は思います。

 

まとめ

 

みなさんもそれぞれの意見があるとは思います。

正解はないと思います。

 

対策のひとつとして、自分からニックネームという形で、自分にとって呼ばれたい名前を伝える。

「僕のことは、○○と呼んで」「わたしのことは、○○と呼んでね。」と

誰かにあだ名をつけられる前に、自分から言う。先手必勝です。

 

これはひとつの提案でしたが、効果はあると思います。

 

ただこれだけは言わせてほしいのが、気にいらない「あだ名」をつけられ、

自分の子供や生徒が嫌な気持ちになっているのを、少しでも早く感じ取って助けてあげてください。

 

 

イジメを少しでも早く治めるにはスピードが大事です。
子供の異変を早く見つけて、守ってください。

 

親と先生の連携はとても大切です。

仕事は大事です。それはもちろん分かっていますが、

参観日や懇談会など学校行事に参加して、子供の生活環境を目で見て感じて確認してもらえたらと思います。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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